押切蓮介『ミスミソウ』、大今良時『聲の形』を読み終える。
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/03/12
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/17
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
この二つの作品をほぼ同時に読み終えるというのが、すごく運命的なものを感じる。
『いじめ』『仲間はずれ』は、はっきり言って狂気以外の何ものでもないんだなーと。
狂気であるが故にここまでの作品が出てくるわけで。
しかも、『いじめ』『仲間はずれ』はハズレのないあるあるネタなんだと。だから書き手としては、むやみやたらに使うと危険よね。
特に『ミスミソウ』のどうころんでも報われない狂気でぎっしり詰まったところがすごく好き! 大好き!
誰しもが狂気じみた部分っていうの持ってて、それが多いか少ないか、オープンにするか、クローズにするか、ただそれだけの違いだと思う。それが『いじめ』『仲間はずれ』のあるある感をさらに増しているのかもしれない。
でも、その狂気をオープンに作品に出し切るといろいろと問題になっちゃうわけで。
難しいね。